バンタム・BMP15XSGのカスタム

バンタムもねぇ~バリエーションがありすぎるというのは困ったものです

王道を行くアンバサダーを見習って欲しかったというのは私だけでしょうか?

いやいや開発力があったからバリエーションが増えたと前向きに考えて・・・(笑)




それではスプールの両端用のベアリングを手配したので交換しましょう

と、その前にノーマルの回転具合をチェックしますが、いや~回らない(ToT)

ブロンズブッシュの場合は、十分にオイルを染み込ませて置かないとイマイチですね

ならばとサクッと両端のブッシュをベアリングに入れ換えます



キャスコン内に10×3、パーミングカップ内に10×5です



さすがにベアリング効果は出てますね

初速の段階から良い感じ~

これなら管釣りレベルもルアーによっては…(^^)





ではスプールの互換確認の為にフレームのチェックをしてみましょう、これが出来ればマグ10のフレームがプラス15でも使えればスプールも使える?


結果は…残念です、ほぼ同じかと見えましたがやはり位置が違いました



それとレベルワインダー用のウォームギアのサイズがかなり違うので一筋縄ではいかないようです



右側BM10にはフレームのシルバーの部分にもベアリングを入れて合計3個でスプールを受けてます


さて、このリールをシャロースプール対応にするためには・・・・・・

フレームの内径を拡大させるために05ミリ相当を切削するか、スプールのリムを舐めて(これをやってしまうとマグ10では使えない)やるか・・・

いやいやココはアレをあーしてこーすれば…(^^)

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ジャーンとでたのはレーシングレッドのスプールを搭載したBMPです



スプールそのものはZPIのRC-002、スプールシャフトとマグローターはBM10からの移植です



重量そのものはU10gとは行きませんが、少なくともV型スプールよりはマシです



少しアタリを調整すれば実用レベルになるでしょう



現在はBMP15に入れましたが作業自体は同じなのでバンタムマグの方でメインシャフトのBB化を検証してみましょう



例の黒い樹脂部分のサイズが12.5×8×7なのでセットでさっくりと交換



例のベアリングと専用ワッシャー、ドラグのストロークを合わせるためのスプリングワッシャーを使って調整します



これでだいぶ巻き心地も改善になりますね

基本的に同じ黒い樹脂パーツ搭載のバンタムもアンバサダー同様にBB化できるということがわかりました



ちなみにBM10XSGにはスプール両端とキャスコンの中にベアリングが3枚、それと今回のベアリングを入れたので4BBとなりました

ハンドルノブにベアリング入りを付ければ一気に8BB化もできるんですが…(^^)



ここまでのコスト

リール本体  2500- BMP15XSG
シャフトBB   950-
1050BB 320-
1030BB 320-
スプール 手持ち ZPI RC002
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合計 4090-

バンタムマグプラスに関しては、スタードラグを何とかしましょう

キャスコン、ハンドル、スタードラグとあまりにも隙間のないところに押し込まれ過ぎて操作性がいまいち

三本爪も肝心な時にハンドルプレートの裏に入ってしまって最悪~

とりあえずアンバサダー用にはしていますが、今度は爪が長くてキャスコンノブが動かしつらいし・・・

[ 2017/03/24 17:00 ] ベイトリール Shimano | TB(-) | CM(2)

オールドシマノ・BMP15XSG…その2(内部と比較)

さくっとBantamMag10と比較します

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左がマグプラス、右がマグです

ここでの違いがフィリッピングスイッチとクラッチボタン、マグ(右)はアンバサダーから続く従来型のボタンタイプ、マグプラスはフレームには沿っているもののより大型で低い位置についています

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デコレーション的には左右のフレームを結ぶシャフトの前方側に樹脂の飾りがついてます

こちらのアングルの方がクラッチなどの違いが分かりやすいですね

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前方から見ると大きな違いが無いように見えますが・・・

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スプールのサイズチェックをしてみると・・・ノギスレベルの計測ですが、重要な部分に差がありました

シャフトの太さや長さは同じとして、スプール径がプラス(左)が33.7φ(34φ)に対してマグ(右)が34.7φ(35φ)なので1mmのサイズダウンが図られています

形状としてはVスプールなのは当時の流れなのでやむを得ないとしても、頼みのアベイルスプールのバンタムマグ100用のスプールが付きません

この一行でほぼ終わったな。。。(´・ω・`)




さて気を取り直して次に進みましょう、内部監察です

bmp15-IMG_2541.jpg

内部のギア周りのショットですが、クリーニング済なので結構きれいでしょ(笑)

このリールはローラベアリングが入っていないので、ラチェットタイプの逆転防止になっています

また、例のギアシャフトの黒い樹脂が気になりますよね~こちらも確かアンバサダー15/25で使った8134のベアリングが入るはずです

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が、悲しいかな。。。こちらのリールは二桁の廉価版なのでベアリング数はゼロ、シャフトの両端はブロンズブッシュです

ちなみにサイズが3x10x4と5x10x4です

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こちらは駆動パーツの展開です

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そしてこれらがレベルワインダーの展開です

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パーミング側に取り付けられたマグブレーキユニットは、ダイヤルを回すことで3個の磁石がローター部分に近づいたり離れたり

フェライト磁石ではないのは評価しますが、当時の評判はかなりピーキーなもので急に効くとよく聞きました(スプールを今どきのシャローなものにすると印象が変わるでしょう)

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最後にコスメは大事ということで(笑)

文字剥げは多少ありますが、使用機種としてはまずまずの感じですね



さて今後の展開はどうしましょうか?

とりあえずブロンズブッシュをBB化して、メインシャフトもBB入れて・・・・・
[ 2017/03/20 17:00 ] ベイトリール Shimano | TB(-) | CM(0)

オールドシマノ・BMP15XSG

最近ではルアーやロッドでも復活したバンタムですが、こちらは80s



バンタム・マグ・プラス15Xスーパーギア

バンタムのマグシリーズとしては、100(10)、200(20)のプッシュボタン式の方がイメージが強いでしょうか?



コレは少し今風になってフレームに沿ってクラッチを配置して、ロッドを握りながら親指でクラッチとスプールのサミングをしながらキャスト出来るというワンハンドキャストを目指したものです


ワンハンドキャスト…当時のアンバサダーでもキャストの前に逆の手でクラッチをポンと押すものでしたが、其れを楽にしようという発想は、いつの時代も変わらないものですね



パーミングカップのマグダイヤルは、従来のバンタムとほぼ同じもの

レベルワインダーの位置がこれだけ離れていれば飛ぶよね~(スプールが回ればですが…)



ところでこのリールのステンシルにはXHG(エクストラハイギア)で5.1:1だって^_^

当時は5ギアでも超ハイギアだったんだね~

時代の進化のおかげで今や9ギアの時代、もっとも8とか9ギアだと使いかたは限られてしまうけどね


今や「遠心ブレーキのシマノ」のイメージが強いかと思いますが、当時は各メーカーがこぞってマグブレーキに挑戦していました

最近はBFSシリーズでマグ復活ですが…
[ 2017/03/19 17:00 ] ベイトリール Shimano | TB(-) | CM(0)

出番が回るか_? ISUZU BC421ペスカ

渓流でも流れの緩いところであればコンパクトなクラッシックイメージのリールの出番はありそうです

ということで五十鈴工業の421ペスカトーレを分解

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ノーマルと違うのは、スプールがAVAIL社のシャロースプール、ハンドルもAVAIL社のもの、スタードラグ(星形ではないが)をブライトリバーの円形のものとなっています

それと好みはあるかと思いますが、両サイドのプレート固定用のネジをキャプボルトにしています
(取り外しの時にドライバーが滑って傷を入れる可能性がほぼ無いので・・・)

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ハンドル側のスクリューを3本緩めて三枚おろしにします

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それではフレーム右側を開いてコグホイールを外しましょ

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続けてレベルワインダーを外しますが、ギア部の下にあるEリングを外してレベルワインダーチューブを抜き取り、さらにEリングをはずすとシャフトが抜けます

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スプールのベアリングを外しますが、ここについているEリングを飛ばさないように注意です

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次はいよいよ機関部側ですが、こちらはギア周りのグリスをチェックします

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ギア周りの展開です

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逆の順番に戻していって整備完了です

[ 2017/03/05 17:00 ] ベイトリール Isuzu | TB(-) | CM(4)

アンバサダー Mag-Plus

ちょうど過渡期(迷走していたともいえる)のアンバサダー マグプラス(右)、いわゆるLITEシリーズのもの

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当時価格で11800円という価格帯はエントリーモデル?

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フロント部分に誇らしげに金文字で「GRAPHAITE」と書いてありますが、今でいうところのカーボン素材、どちらかというと樹脂製って感じです

ダイワのザイオンやエアメタルのような軽量感は全く感じず、密度が濃い感じですね

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素っ気ないデザインと配色でチープベイトと言っても良いか?

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リールのフットも同一素材でアッセンブリー:USA、89-1 90-91と打刻あり

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パーミングカップを開くにはネジ系を4ケ外さないとスプールにたどり着かない

スプールの交換は頻繁にはやらないとしても面倒です

ちなみに「マグプラス」の名の通りにマグネットが入ってますが、この時代はフェライト磁石なので今どきにネオジムとは比較にならないほど弱いものです

ホルダー裏のプレートが2穴分空いているので強化は可能

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スプールにはベアリングが1つ、反対側はブロンズブッシュ仕様

ちなみにスプールサイズは、直径36ミリ、幅23ミリ、互換のあるスプール探しが難しそう

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ハンドル側もパーミングカップ同様にネジで開きますが、機能的にはほぼカバーと言っても良い状態

ここのキャスコンノブはドラグノブとのクリアランス、そしてハンドルとの距離感がかなり近く操作性はいまいちです

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機関部をみると何とか押し込んだような感じに見えますね

IARではなくラチェットタイプのクラッチリターンなので、ハンドル部のガタというかカチャカチャが出やすいです

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写真ではわかりずらいのですが、ピニオンギアを受けるのはスプリング1本

他にも細いバネが仕込んである

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Eリングを外してシャフトを抜いてプレートを外しました



このパーツがクラッチのリンクですが、機能的にはオフに動いたら元の位置に復帰してしまうので、単純に押し込むだけの機能しかないです



メカニカルパーツの展開ですが、部品点数はかなり少ないです



機能確認で組み上げた図です



そして別角度から






良くも悪くも過渡期のリールです

この後に来るレボエリートに繋がる面もあるし、いわゆるクラッシックな丸型の面影も残っています

スプールの深さや外径のサイズからいっても、軽量ルアーというよりも1/4oz以上のものをバゴーンとキャストする用でしょうか

IARが付いてないのでミノーの様なストップ&ゴーのリーリングよりも巻き続けるスピナベやナマズトップでは使えそうです
[ 2017/02/23 17:00 ] ベイトリール AbuGarcia | TB(-) | CM(2)